「はじめての絵本、どう選べばいいの?」
絵本って種類が多すぎて、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
書店の児童書コーナーに行くと、初めて見る絵本から、自分が子どもの頃に読んだ懐かしい絵本まで、たくさん並んでいます。
「どの絵本なら喜んでくれるかな?」
「1冊1,000円近くするし、できればハズしたくない…」
そんなふうに悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、0〜1歳の赤ちゃんにぴったりの絵本を選ぶ4つのポイントをご紹介します。
ポイントをしっかりおさえて、「絵本じかん」を楽しみましょう!
絵本選びのポイント4選(0〜1歳向け)
① 発達に合った内容である
0〜1歳は「見る」「聞く」といった感覚を通じて世界を理解していく時期です。
長いストーリーの絵本では飽きてしまいやすいので、シンプルな絵とリズム感のある言葉が使われている絵本がおすすめです。
「ぶーぶー」「ぽんぽんぽん」などの繰り返しの音や擬音(オノマトペ)が多い絵本は、赤ちゃんの耳にも心地よく届きます。
② 絵がわかりやすく、色がはっきりしている
赤ちゃんはコントラストの強い色に反応しやすいと言われています。
そのため、原色が多く使われていたり、背景がシンプルな絵本の方が目を引きやすいです。
親が「こんな絵本が楽しいのかな?」と思ってしまうような見た目でも、赤ちゃんは夢中になることがよくあります。
大人目線だけで判断せず、赤ちゃん目線でわかりやすいかどうかを意識して選びましょう。
③ 安全に使える素材・仕様
赤ちゃんは何でも口に入れたり、手で触って確かめたりしますよね。
そのため、**厚紙で破れにくく、角が丸くなっている絵本(ボードブック)**がおすすめです。
また、薄い紙の絵本は、思わぬケガにつながることもあります。
安心して遊べる仕様かどうかは、絵本選びの大切なポイントです。
個人的にはこの安全面を一番重視しています!
④ 親も読んで「心地いい」と思えるか?
絵本の読み聞かせは、習慣になると毎日のことになります。
我が家では、就寝前の20〜30分が「絵本じかん」です。
同じ絵本を何度も繰り返し読むことになるので、親にとっても心地よく読めるかどうかは大切です。
「この言い回し、ちょっと苦手だな…」
「もっとかわいい絵だったらよかったのに…」
そんな違和感があると、読んでいても引っ掛かりを感じてしまいます。
できれば書店などで中身を確認し、自分にとってもしっくりくる絵本を選びましょう。
お気に入りの作家さんやイラストレーターが見つかると、絵本選びがもっと楽しくなりますよ。
絵本選びのポイント4選(まとめ)
- 発達に合った内容か:音やリズムが楽しい、短くてシンプルな絵本がおすすめ
- 絵がわかりやすく、色がはっきりしているか:コントラストが強く、シンプルな絵がベター
- 安全に使える素材・仕様か:破れにくく角が丸いボードブックタイプが安心
- 親も読んで「心地いい」と思えるか:毎日読むからこそ、親にとっても楽しい絵本を
赤ちゃんの反応が薄くても、しっかり耳や目で世界を吸収しています。
「絵本を選ぶ=赤ちゃんとの時間を選ぶこと」
まずは1冊、お気に入りの1冊を見つけてみましょう。
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