うちの子が夢中になった絵本紹介3選(0歳半〜)

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赤ちゃんの頃から、絵本は我が家の育児に欠かせない存在でした。
今回は、娘が生後半年ごろから特に夢中になったお気に入りの絵本を3冊ご紹介します。

どれも赤ちゃん向けに作られていて、視覚・聴覚・感情にやさしく寄り添ってくれる名作ばかり。

絵本選びに迷っている方の参考になればうれしいです。

① しましまぐるぐる(え・かしわらあきお/学研)

赤ちゃん絵本といえば、名前が挙がる定番の1冊。
「しましま」「ぐるぐる」などの繰り返しの模様と、黒・赤・白といったコントラストの強い色使いが特徴的です。生後半年の娘に読み聞かせたところ、目を丸くして絵をじっと見つめていました。またご機嫌斜めのときに見せてあげると、すっと泣き止み絵に夢中に、この絵本にとても助けられました。

視力がまだ未発達な赤ちゃんでも、しっかりと目で追えるデザインになっていて、ページをめくるたびに反応が返ってくるのが楽しく、親としても嬉しい体験でした。

分厚い紙が使用されていて、角も丸いので親としても安心な作りです。

赤ちゃんの「見る力」を育てる導入絵本として、出産祝いにもおすすめの一冊です。

② いないいないばあ あそび(きむらゆういち/偕成社)

「あかちゃんのあそびえほん」シリーズの中でも、特に反応が良かったのが『いないいないばあ あそび』です。

縦長のページを布をめくるような感覚でパタンと開くと、動物たちが「いないいない……ばあ!」と元気に登場します。

リズムよく読める言葉の流れと、やわらかく親しみやすいイラストが、赤ちゃんの心をしっかりとつかむようで、生後7ヶ月ごろの娘は、この絵本を出すだけでニコニコに。特に「ばあっ!」の瞬間は声を上げて笑ったり、自分でページをめくりたがったりと大興奮でした。

この絵本のなかには「ゆうちゃん」という名前の子どもが登場しますが、我が家ではここを娘の名前に変えて読んであげています。すると、「わたしのこと?」とでも言いたげな顔でこちらを見つめ、嬉しそうな表情を浮かべるようになりました。自分が絵本の中にいる感覚があるのかもしれません。

シンプルな構成ながら飽きずに楽しめるのが魅力で、「ばあっ!」のタイミングにあわせて表情を変えて読んであげると、さらに盛り上がります。くり返し読むうちに、娘自身も両手で顔を隠して“いないいないばあ”の真似をするようになり、その成長の瞬間をそばで見られるのも、絵本ならではの楽しみでした。親子で笑い合える時間を作ってくれる、ふれあい絵本として本当におすすめの1冊です。

③ おいしいな!(きむらゆういち/小学館)

こちらは、離乳食が始まるかどうかというタイミングで娘に買ってあげた1冊。

「食べることって楽しいんだよ」と伝えたくて、食への関心を育てるきっかけになればと思い選びました。

登場するのは、スプーンを持ったかわいい動物たち。しかけページをめくると、動物たちが「もぐもぐ」「こりこり」といった擬音語で食べる様子が描かれていて、音のリズムとともに視覚的な楽しさもあります。食べ物が出てくるたびに、指でつまむふりをして娘の口元に持っていく真似をしながら読み聞かせをしていたので、娘の興味もさらに引きつけられました。

ページごとに登場するいろいろな食べ物と、楽しいしかけの連続で、読み手の親も自然と笑顔に。「食べること=楽しいこと」と感じてくれたのか、今では娘は食べるのが大好きな子に育っています。

はじめての食育絵本としてもぴったりで、ごはんの時間の前に読むと、よりワクワクした表情で食卓に向かってくれるように。「おいしいね」と笑い合える、親子にとって思い出深い絵本になりました。

おわりに

赤ちゃん時代の絵本は、「ただ読む」だけではなく、親子のコミュニケーションそのものだと感じています。今回紹介した3冊は、どれも娘が夢中になり、笑ったり声を出したり、こちらの顔を見てくれたりと、たくさんの宝物のような時間をくれました。

どれもシンプルだけれど奥深く、初めての絵本選びにぴったりな作品ばかりです。
絵本選びに迷ったら、定番の絵本を選んであげるのがおすすめです。

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