最近のおもちゃの進化には、本当に驚かされます。
どんどん新しい機能が追加されていて、もはや「おもちゃ」の域を超えているんじゃないかと思うことさえあります。
私が子どもだった頃には、もちろん楽しいおもちゃはたくさんありましたが、今のように音声やセンサーを使ったハイテクなおもちゃなんて、考えられませんでした。
そんな中でも特に驚いたのが、絵本のような形をした知育おもちゃです。
一見すると普通の絵本のようですが、専用のタッチペンで絵をタッチすると、音声が流れます。
たとえば、動物のイラストにペンをタッチすると「ぞうさん。大きな耳が特徴です」などと説明してくれたり、乗り物のページでは、車の音や電車の音がリアルに再生されたりします。
視覚と聴覚を同時に刺激してくれるので、子どもも夢中になってページをめくり、何度もタッチして遊んでいます。
この絵本型のおもちゃは、娘が1歳の誕生日を迎えたときに、じーじ(私の父)がプレゼントしてくれたものでした。
「誕生日には何がいい?」と事前に聞いてくれたので、ありがたく
「はじめて図鑑かアンパンマンのことば図鑑かのどちらかをお願い」
と伝えたのですが、なんと両方とも買ってくれてしまいました。


正直、「えっ、両方!?そんなに要らないよ~」と思ってしまったのですが、結果的には良かった!
というのも、娘はその日の気分によって2つのおもちゃをしっかり使い分けているんです。
この2つのおもちゃには大きな違いがありまして、ひとつはリアルな写真を使って構成されていて、もうひとつはイラストで描かれています。
同じようなテーマのページでも、写真と絵では受ける印象がまったく違い、娘にとっては異なる魅力があるようです。
その違いを自然と感じ取っているのか、「今日はこっち」と選ぶ様子を見ると、子どもの感性って本当にすごいなと感動しています。
祖父母の家に遊びに行くときは、いつもどちらかを持参して、祖父母と一緒に遊ぶ時間にも大活躍しています。
じーじやばーばが一緒にページをめくりながら、「これはなんだろうね?」「お話してくれるんだよ」と会話しながら楽しめるので、自然と家族のコミュニケーションの時間にもなっています。
おもちゃひとつで、子どもの興味や知識が広がるだけでなく、家族のふれあいの時間も増えるなんて、やっぱり最近のおもちゃはすごいなと感じます。
このように、子どもだけでなく家族全員が関わって楽しめるおもちゃが増えているのは、とても嬉しいことですね。
おわり
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